2007年02月13日

バスガイドさんの仕事「掃除ガイド」

バスガイドさんの仕事は「話す」だけでは無いのです。
他にもする事は沢山あります。
その中の一つに「掃除」があります。

貴方は「掃除が好きですか?」の質問に「ハイ!」と答える人は少ないです。
と言う事はそれは返ってチャンスなのです。

ホームページの中にも書きましたがKANCHIは出来の悪いガイドでした。
お客様を乗せてバスが出発し・・挨拶のタイミングが分らず
「次の信号で動き出したら・・・」また「次の信号で・・・」と
いつまで経っても挨拶が出来ずにいた事もあります。

マイクを握ったまま時間だけが過ぎて行くのを何度も何度も感じました。
「そこに咲いている花が綺麗ですね」ぐらい言えないのかexclamation&question
ドライバーに注意された事もあります。

「花が綺麗ですね」は言えるのですが その後の言葉が見つからず
結局 何も話せずに終る事も度々ありました。

やがて自分の噂が横から聞こえて来ます。
「あのガイドは駄目だ!」「恥ずかしいから乗せるな!」
噂というものは 上から聞こえて来ません。必ず横から聞こえて来るものです。
直接自分に向けて言ってくれれば良いものを、誰か他の人の口から自分の耳に聞こえて来るのです。

KANCHIも自分の噂に傷付きました。
でも残念ながら言われても仕方ない事実なのです。
その時 KANCHIは考えました。今の自分に出来る事は何だろう?と・・・
KANCHIは 皆んなが苦手な掃除を一生懸命する事にしたのです。
勿論、話す為の努力はしましたが一旦広まってしまった「駄目なガイド」のイメージは簡単には消えません。
だからせめて「掃除」をしたのです。

ある時1人のドライバー(Bさん)が「掃除だけはちゃんとするなぁ〜。」と言ってくれました。しかし「掃除ガイド」のKANCHIに気付いたのはそのドライバーでは有りませんでした。
実はそのドライバー(Bさん)は数日前、何人かで集まっている時に新人ガイドの噂をしていて・・・おそらくKANCHIの悪い噂もしていたのでしょう。
その時1人のドライバー(Cさん)が「でもあの子は掃除は誰より丁寧にやつている」と言ってくれたそうです。
そう言えば・・・と他のドライバーも掃除をしているKANCHIの姿を思い出してくれたのか・・・想像してくれたのか。
とにかく「誉めて」くれて いたのです。
それから少しずつ周りの噂も変わりました。

正直、嬉しかったですね。もっと頑張ろうと思いました。
「掃除ガイド」としてのみんなの期待を裏切ってはいけないexclamationと・・・
誉めてくれたCさんをがっかりさせてはいけないと・・・

そしてKANCHIは次に「バック誘導ガイド」になろう!と思いました。
どのガイドよりも信頼できる「バック誘導の名手」になろうと・・・
そうして ひとつひとつ 積み重ねて行ったのです。

いつしか「話すタイミング」をつかみ、話題の勉強をして・・・
話す事が楽しめる様になりました。
そして多くのドライバーに誉めてもらいました。

何しろ最初が酷かったのでチョット成長しただけでも大きな成長だと感じて貰えたらしく・・・
いつの間にかKANCHIは「出来るガイド」と噂して貰える様になっていたのです。
不思議なもので そんな噂を立てられると仕事に手は抜けなくなります。
みんなの期待を・・・そして最初に自分を誉めてくれたドライバー(Cさん)をがっかりさせたくなくて・・・ずっと頑張れた気がします。

貴方の行動を その努力を きっと見てくれている人がいます。
「言葉」では無く「心」で応援してくれている人がきっといます。
むしろ「言葉」で誉めてくれる人には裏がありますから注意しましょう!
貴方は自分の信念を持って自分のやるべき事を続けましょう。
人に信頼されるまでには時間が掛かるのです。
「どうして分ってくれないのexclamation&question」と思う前に
分ってくれるまで、長い時間を掛けて努力しましょう。

全ては貴方次第です。
posted by KANCHI at 23:33| Comment(6) | TrackBack(0) | メッセージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月03日

バスガイドさん「壁」

バスガイドさんには「壁」が多いとKANCHIは思う。

それはKANCHIが新人の頃にも勿論感じた事だけど・・・むしろ教習をしていた頃に多く感じた。
どんな仕事にも「壁」はあるものだけどバスガイドの場合は「壁」の種類が多い。
多くの挫折者を見送る度にKANCHIが呟いた名言がある。
「続ける理由は1つしか無いが、止める理由は数え切れない。」
出来る事なら・・・誰にも「この言葉」を実感して欲しくないと思う。

その為にKANCHIの出来る事は何かあるのだろうか?とずっと長い間思い続けて来たし今も考えている。
このブログを開いている事に大いに意味があれば・・・と望んでいる次第。

この春、夢を描いてバスガイドさんになる人達には
想像をしていなかった「壁」がある事への覚悟をして欲しい。
想像出来ないのだから覚悟は難しいけどね!
「あぁ・・・これがあの「壁」かぁ〜ひらめき」と思った時はKANCHIの存在を思い出して欲しいね。もしかしたら問題解決のきっかけになるかも・・・
少なくとも一緒に悩んであげられると思います。
話すだけでもスッキリする事もあるしね。

ある時4人の新入社員が入り、例年通りの教習が始まった。
その4人の中に1人・・・とても覚えのいい子(Aさん)がいた。
Aさん自身は自分が他の3人よりも出来が良い事を感じている口ぶりで・・・その様子は3人も感じていた。
バスガイドの成長は個人差がある。それは確かな事実ではあるが、最初の成長は余り当てにはならない。不思議な事に3年程経つと皆が一線上にほぼ並ぶ。
こなさなければ成らない事が沢山ある為バラバラの方角に進んだ其々が3年程で足並みを揃える。
1年生の時に成長した子は後の伸びが緩やかで、最初の2年半が駄目でも残りの半年で急に伸びる子もいる。

だから・・・もし自分が「駄目な子」だったら、それは後半で急に伸びるタイプだexclamation と思えば良い。
KANCHIは その「駄目な子」だったから自信を持って断言出来る。
大切な事は人と比べて心で負けない事。そして続ける事。

お客様と上手く話せなかったら・・・掃除の得意なガイドになれ!
掃除が駄目ならバック誘導の上手なガイドに!
それが駄目ならゲームや歌の達人になれば良い。
自分の出来る事、得意な事をひとつひとつ極めれば3年後には それなりに話せるガイドになっている。

KANCHIも掃除のガイドでした。KANCHIの話しは さて置いて。

Aさんの話しに戻るけど・・・・
彼女は仲間に馴染めず。お客様にも その大柄な態度が認められず・・・
結局 会社を止めた。
彼女が会社に告げた理由は「ハトが怖いから・・・」だった。
神社や公園や・・・「観光地にはハトが多いから」と言ったらしいが誰もそれを本当の理由だとは思っていない。
残念なのは彼女が「止める」と言った時、同期の3人が誰も止めなかった事。
Aさんも「出来の良い自分は偉い!」と思う子供だったし、3人も「Aさんがいなければ会社が居心地の良い場所になる」と感じている子供だった。

どちらもお互いへの思いやりが無くお互いのテリトリーを守れなかった。
自分の居場所を守る事は相手の居場所を守る事。その為にはお互いの居場所は少しずつ狭くなる。それが社会人の常識だとKANCHIは思う。
自分の居場所を狭くしても相手に譲る気持ちがあれば・・・いつかはお互いの居場所を共有できる関係になる。先に少し譲った方の勝ちだと思う。

次回は「掃除ガイド」KANCHIの話しを書きましょう手(チョキ)
posted by KANCHI at 00:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 裏話し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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